就職・転職を成功させる履歴書の書き方・注意点！
履歴書を見れば今までどんな看護をやってきたかがわかるので
基本を抑えてしっかりと書く必要があります！
自分は面接が得意だからと履歴書を適当に書いているとすぐに見透かされてしまいます・・・
必ず記入する履歴書を軽く考えないでください。
就職・転職活動は、履歴書を書くところから始まっています。
日付
履歴書を記入した日を書いてしまいそうですが記入日ではなく、
実際にポストに入れる日にちを記入します。
常識的には１ヶ月くらい前であれば問題ありませんが余計な詮索をされないためにも
直前の日にちを書くようにしてください。
名前（氏名・ふりがな・フリガナ）
名前を記入する枠の中にバランスを良く記入します。
書き出しは、左詰めで問題ありませんが枠に対して極端に文字が小さすぎたり、
はみ出したりしないようにして下さい。
自分の名前は、その人の人柄が現れるものです。
質圧も強く、枠いっぱいに書けば元気に見えますし薄くて小さすぎる字の場合は、
マイナスのイメージを持たれることもあります。
自分の名前は本当に大切なので字がうまくない人でもゆっくり丁寧に書いてください。
名前は、略字などではなく正式な文字で丁寧に記入する事が大切です。
ふりがな（フリガナ）に関しては、ひらがなで書かれている時はひらがなで記入し、
カタカナの場合は、カタカナで記入して下さい。
証明写真
証明写真は別のページでも重要性を説明していますが３ケ月以内に撮影したものを使用して下さい。
細かい事は良いと思っている人も証明写真は、履歴書の顔です。
第一印象が重要であったりします。
基本は、スーツで取るほうが無難です。
女性の場合も派手すぎる化粧ではなく健康そうに見える明るめの化粧をすると印象が良くなります。
履歴書に貼るときも注意をしてください。
枠からはみ出したり大きすぎたり、小さすぎるのは問題です。
貼り方一つ見てもその人の几帳面さなどが現れるものです。
住所
当然ですが、省略などせずに都道府県から記載して
マンション名やアパート名も正確に記入して下さい。
連絡先
一般的には、正式な書類には携帯電話より固定電話お連絡する事が基本ですが、
現代では、固定電話の設置をしていない人も多いため問題ないと思います。
昔は、一般電話の価値がありましたが現代ではほぼ関係ありません。
なお、固定電話があっても普段は使っておらず出ない事が多い場合は、
連絡先の空いているスペースにでも「連絡は、携帯電話へお願いします」など書き加えとおくと
細かな配慮ができる人と思われる可能性があります。
採用の結果が電話の場合は、記入していない場合は口頭で伝えておいてください。
経歴
経歴については、高校以降のものを記載して学校名や医療機関への就職などについては
省略をせずに正式名称を記載する事が原則です。
職を転々としている人は、短すぎる就職先がある場合は印象が悪くなるので
書きたくないと思うかもしれませんが履歴書を書く際に嘘はつかないようにしてください。
学歴と職歴は分けて記載する。
【学歴】
平成○○年 ４月 ○○高等学校入学
平成○○年 ３月 ○○高等学校卒業
平成○○年 ４月 ○○大学看護科入学
令和○○年 ３月 ○○大学看護科卒業
【職歴】
平成○○年 ４月 医療法人○○ ○○病院入職
○○科病棟にて勤務平成○○年 ○月 一身上の都合にて退職
令和○○年 ○月 ○○県立○○病院入職
○○科にて勤務 現在に至る
以上
賞罰 なし
免許・資格
業務に関係するものを取得の古いものから順に記載する。
業務に関係ないものは、趣味・特技の欄に記載する。
ものすごく資格をたくさん取得している場合は履歴書には枠があるのでその範囲で十分です。
就職先に絶対に必要なものから優先して記入して下さい。
志望動機
ホームページに記載している看護理念に共感したからなど見本の言葉をまる写した内容はＮＧです。
自分の言葉でしっかりと記入する。
自分の看護観を簡潔に入れながらなぜ貴院を志望したのかを入れるのがポイントです。
具体的なポイントなどについては別ページに掲載しておくので参考にして下さい。
自己PR
今までの経験や前病院でやっていた事など具体的な内容を記載しアピールする
転職の場合は、前の病院での委員会活動や患者さんからの学びや
今後どのような看護師になりたいのかなどをしっかりアピールすることが大切です。
具体的なポイントについては別ページにて掲載しておくので参考にして下さい。
その他特記事項
誰でも最低限譲れない条件が１つか２つはあると思います。
子育て中の人であれば残業が絶対に出来ないや夜勤が出来ないなどがあるはずです。
そのような条件がある場合は、理由を添えてきちんと記入しておくことが大切です。
条件があれば受かりにくいと思うかもしれませんが出来もしないのに入職した後に夜勤が出来ない、
残業が出来ないと言われても入職を受け入れた医療機関側が困るのは言うまでもありません。
また、きちんと伝えておかないのは社会人としてのマナー違反だと思います。
時間がかかったとしても条件を満たしてくれる医療機関を探す事が長く務めるためにも必要な事です。