看護学校の先生はなぜ卒後すぐに精神科を進めない！？
ある看護学生が、就職相談を看護学校の先生にした時の話です。
学生：『私、卒業したら精神科の病院に就職しようと思っているのです
が・・・』
先生：『卒業してすぐは、精神科でなくて救急などがある
総合病院など大きな病院に就職した方がいいんじゃない』
看護学校の先生は、総合病院など大きな病院の方が知識や技術が学べるからという理由で精神科ではなく救急などがある総合病院などを進めていました。
もちろん、大きな病院の多くは、教育体制などが充実していますが
それだけで就職先を決めるのはどうなんでしょうか？
・看護師って注射がうまいれば良いのか？
・処置を早く出来る看護師が素晴らしいのか？
・救急の現場で働いている看護師が一番素晴らしいのか？
多くの看護学生が勘違いしてい事があります。
それは、大きな病院で学んだ方が優秀な看護師になれると
思っている人が多いという事です。
もちろん。大学病院や救急の総合病院などがダメなわけではありません。
昔から救急看護がバリバリ出来る看護師が優秀な看護師というイメージがあるようです。
そのイメージは看護学生だけではありません。
看護学校の先生でさえ・・・
『卒業してすぐに精神科に行かない方がいいよ』
『精神科に行くと技術が学べない・・・』と看護学生にアドバイスをしている人がいます。
私がいつも言っているようにどんな看護師になりたいかが重要です。
精神科であっても様々経験が出来ます！
自分がどんな看護がやりたいのか？
将来目指すべき看護師像はどんな看護師なのか？
などがはっきりしていれば卒業してすぐに精神科に努めても良いと思います。
現在は、専門分野を伸ばす事が重要と考える人もいます。
精神科の専門看護をもっと学びたければ精神科専門看護師への道へと進む事をお勧めします。
偏見に惑わされず、自分の道を進む事の方が大切です。
精神科を否定する看護師もいますが精神科看護が看護の基本で
一番重要だと考えている看護師もいます。
・一般科よりも精神科の方がやりがいを感じる
・精神科でも研修などを通して看護技術や知識は学べる
・精神科は、ＯＰＥ室看護や産科などと一緒で特殊な看護の１つである
・精神科は看護のスペシャリスト集団！
・精神科は頭も使い体も使い急変の対応も熟知していないと務まらない
・多くの看護師に精神科看護の素晴らしさを知ってほしい
・精神科こそ看護師の資質が一番問われる現場である
・精神科は人のぬくもりを感じる事が出来る科である
このように思っている看護師もたくさんいるのも事実！
自分の思いとしっかり向き合いましょう。
